【IPO】 まずは証券会社選びから  お勧めはSBI証券なのか?

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気づけば・・・

日本株のパフォーマンスが落ちていた

年初来高値を更新したのに、誰も上値を買ってこない

 

普通にやってもあまり儲からなさそうなので、コツコツとIPOの抽選にでも参加してみようかな?

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IPOとは、上場前に株式を手に入れること

 

株式公開時の価格は、公開前より上がることが多いです。

ゆえに、当選するとかなりの確率で、利益が出ます。

ただ、なかなか当らない。

 

かつては、初値の調整は幹事会社の重大な仕事でした。

 

やさしいIPOの始め方」より

IPOとは、Initial Public Offeringの略語で、日本語では「新規公開株」や「新規上場株式」と表します。具体的には、株を投資家に売り出して、証券取引所に上場し、誰でも株取引ができるようにすることをIPOといいます。

そして、IPO株投資とは、新規上場するときに投資家に配られる“株を買う権利”を抽選で手に入れ、上場日のはじめに付く株価(初値〔はつね〕)で株を売ることで利益を出すことです。もっとかんたんに言えば、「上場する前に株を手に入れて、上場日に売る」という作業。 たったこれだけで利益が出る投資法です。(得体のしれない“未公開株詐欺”とは違って、信用のある証券会社から公正な抽選によって手に入れます)

 

当選確率は低いけれど、儲かる確率は高いです。

 

IPOの当選確率を上げる方法

 

  1. IPO取扱数の多い証券会社から申し込む
  2. 主幹事の証券会社から申し込む
  3. 抽選配分割合の高い証券会社を選ぶ
  4. 各証券会社のルールを検証して、当選確率を上げる

 

IPOで有利な証券会社は?

 

すべてが抽選という訳ではない

ネット上で、抽選に回る割合がどれくらいかも重要です。

大手対面証券会社(野村證券等)では抽選に回る割合が低いですが、ネット証券では基本的に100%抽選にまわりますので、当選確率はネット系の証券会社の方が高い場合が多いです。

 

大昔は、裏引けか大口顧客専門の商品で、抽選など聞いたこともありませんでした。

※裏引けとは、上場する会社から、配布先顧客を指定されること

 

ほぼ、確実に儲かっていましたが、一般人には無縁のものでした。

という訳で(?)、お勧めの証券会社ランキングです。

【IPO】 お勧め証券会社ランキング  7選+1選

 

  1. SBI証券
  2. SMBC日興証券
  3. マネックス証券
  4. カブトドットコム証券
  5. 岡三証券
  6. 岩井コスモ証券
  7. 松井証券

番外 楽天証券

 

 

管理人1のネット証券でのお勧めは、SBI証券か楽天証券です。

SBI証券は、外国株取引時に有利です。

楽天証券は、ツールが秀逸かつ使いやすい。

 

 

1位  SBI証券

ネット証券最大手のSBI証券は、IPOの取扱い数が多く、上場するほとんどの銘柄で抽選に参加できます。

ゆえに、IPOをするなら必須の証券会社です。

 

管理人1もつい最近口座開設しました。

IPOチャレンジポイント

 

「IPOチャレンジポイント」という独自のポイント制度があり、IPOの抽選に外れるとポイントがたまり、ポイントを使うことでIPOが当たりやすくなります。

ポイントを使っても必ず当たるわけではありませんが、ポイントを使って当選できなかった時はポイントは戻ってきます。

いつかは当る、と思って間違いない。

 

資金に余裕がある方にも、SBI証券はお勧めです

「1人1票しかIPO株に申し込みができない」という、完全平等抽選とは逆に、「1人何票でも申し込みができる」、資金があるだけ抽選に参加できる証券会社があります。

証券会社はSBI証券です。

SBI証券の抽選方法には、35%の機械による抽選と、15%のポイント抽選があります。

「IPOチャレンジポイント」の抽選は、ポイントを多く使った人から当選するので、資金量は関係ありません。

 

一方、35%の完全抽選分は、たくさん申し込むほど当たりやすくなります。

 

しかし、資産家や大口顧客は、証券会社から回してもらえるので、金持ちはますます金持ちになってゆく。

それも、資本主義の一面かも・・・

 

 

SBI証券のIPO取扱い概要

 

IPO取扱数 86(全体の96%
抽選配分 65%
抽選単位 1申込株数1抽選権
資金拘束 当選後に拘束
同一資金で複数抽選参加
メール通知
抽選方法 70%は完全抽選
30%はポイント抽選でいつかは必ず当たる

 

2位  SMBC日興証券

SMBC日興証券は大手証券会社の一角で、幹事関与数が多く、主幹事も務めることが多い証券会社です。

 

さくら銀行主導で、山種証券と光証券が合併して、そこに日興証券も加わった感じです。

三井住友グループなので、同グループ系列の新規上場では主幹事をとることも多いです。

 

完全平等抽選   抽選配分は10%だが、引き受け数が多いので・・・

ネット分の抽選は完全平等抽選です。

ゆえに、少額投資家でも当選しやすい。

そして、IPO取扱い数も多いので、IPO投資用に口座開設しておきたい証券会社です。

 

 

SMBC日興証券のIPO取扱い概要

 

IPO取扱数 71(全体の79%)
抽選配分 10%
抽選単位 1人1抽選権
資金拘束 抽選参加時
同一資金で複数抽選参加 ×
メール通知
抽選方法 完全平等抽選

 

 

3位  マネックス証券

 

完全抽選方式

マネックス証券は100%完全抽選で、引き受けた株がすべてネット抽選に回り、ネット投資家の当選確率が高いおすすめ証券会社です。

1人1抽選権となるので、資金量の少ない人でも当選確率が平等な点も大きなメリットです。

そして、取り扱い数もそこそこ多いです。

 

マネックス証券のIPO取扱い概要

IPO取扱数 50(全体の56%)
抽選配分 100%
抽選単位 1人1抽選権
資金拘束 抽選参加時
同一資金で複数抽選参加 ×
メール通知
抽選方法 完全平等抽選

 

 

4位  カブトドットコム証券    三菱UFJグループ

 

100%完全抽選

カブドットコム証券は100%完全抽選で、1人1抽選権となるため資金量の少ない投資家にもチャンスのある証券会社です。

三菱UFJグループなので、グループ会社からIPOを配分してもらうことが多く、関与率はネット証券の中でも高くなっています。

 

カブトドットコム証券のIPO取扱い概要

 

IPO取扱数 24(全体の27%)
抽選配分 100%
抽選単位 1人1抽選権
資金拘束 購入申込時
同一資金で複数抽選参加 ×
メール通知
抽選方法 完全平等抽選

 

 

5位  岡三オンライン証券

 

前受け金不要

岡三証券グループのネット証券である岡三オンライン証券でもIPO抽選に参加できます。

岡三証券が幹事入りした場合は、チャンスです。

また、前受金不要でIPO抽選に参加できるので、手間も少なく資金拘束もなしで、IPOにチャレンジできます。

 

優良顧客が優遇される

前受け金なしだが、抽選は優良顧客が優遇されます。

優良顧客とは、手数料をたくさん落とす客の事。

管理人1は、絶対になりたくない。

 

ただ、前受けなしなので、申し込むだけ申し込んでもいいかも・・・???

岡三オンライン証券のIPO概要

IPO取扱数 49(全体の54%)
抽選配分 100%
抽選単位 1人1抽選権
余力拘束 なし(前受金不要
同一資金で複数抽選参加
メール通知
抽選方法 優良顧客を優遇

 

 

6位  岩井コスモ証券

10%の完全抽選ですが、顧客が少ないのでチャンスかも?

 

IPOの穴場と言われているのが、岩井コスモ証券です。

幹事関与率も高く、口座開設をしている人が大手証券やネット証券よりも少ないため、意外に当選確率が高いと言われています。

 

資金は購入申し込み時です

また抽選のタイミングが申込後となる後期抽選型なので、手間はありますが、資金が必要となるタイミングが上手くずれることもあります。

 

 

岩井コスモ証券のIPO取扱い概要

IPO取扱数 34(全体の38%)
抽選配分 10%
抽選単位 1人1抽選権
資金拘束 購入申込時に必要
同一資金で複数抽選参加 ×
メール通知
抽選方法 完全平等抽選

 

 

7位  松井証券

松井証券は大正7年創業のネット証券の草分け的存在です。

かつての管理人0のメイン証券会社です。

 

前受け不要  完全平等抽選

前受金不要でIPO申込ができるので、ノーリスクでIPO抽選に参加できます。

完全平等抽選、1人1抽選権の抽選になるため、資金量が少ない投資家にも平等にチャンスがあります。

2018年頃からIPOに力を入れ始めているので、今後IPO取扱数が増える可能性もありますので、まだ口座を持っていない人には口座開設すをお勧めします。

 

松井証券のIPO取扱い概要

IPO取扱数 9(全体の10%)
抽選配分 70%
抽選単位 1人1抽選権
資金拘束 なし(前受金不要
同一資金で複数抽選参加
メール通知
抽選方法 完全平等抽選

 

番外  楽天証券

管理人1のネット取引でのメイン証券は楽天証券です。

取引ツールが優秀なのが、利用している一番の理由です。

そして、二番目の理由は、楽天スーパーポイントがガンガン貯まるからです。

 

いい証券会社だが、IPOには弱いです

 

歴史の浅い独立系(財閥系でない)の証券会社なので、仕方が無いですね。

 

楽天証券は大手ネット証券の一角で、IPO申込をすることもできます。

大型のIPOの際には取扱をすることがあり、多少は当選確率を上げるかも・・・

また優良顧客向けの優遇サービスがあるので、楽天証券で大口取引をしている人には、チャンスがあります。

 

もちろん管理人1には、チャンスはない。

楽天証券のIPO取扱い概要

IPO取扱数 11(全体の12%)
抽選配分 70%
抽選単位 1申込株1抽選権
資金拘束 購入申込時に拘束
同一資金で複数抽選参加 ×
メール通知
抽選方法 優良顧客を優遇

 

クレジットカードで1%もポイントが・・・

 

でも、トータル的には、いい証券会社ですよ。

取引ツールの出来栄えは、たとえ小口でも投資家には必要不可欠です。

そして、楽天カードで投信購入ができるのも魅力です。

 

なんと、1%ものポイントバックが・・・。

※上限5万円

 

口座開設のついでに、ポイントサイト経由でお小遣い稼ぎ

 

少し手間ですが、口座開設だけで、何万円かはお小遣いがもらえます。

詳しくは下記のサイトで・・・

※入金や1取引が必要な場合もあり

 

 

 

このページのまとめ

 

  • IPOとは、公開前の株を買うこと
  • 2020年度も、IPOは堅く儲かりそう
  • お勧め証券会社の1位は、SBI証券だが・・・
  • 当選確率を上げるためには、たくさんの証券会社で申し込みが必要
  • IPOで儲けるためには、証券口座は数多くあった方がいい
  • 口座開設のついでに、お小遣い稼ぎもできます

 

 

読了、ありがとうございました

また、どこかで・・・